活動レポート

第6回ISO9001研修

ISOの「現場への十分な浸透」を目標に第6回ISO9001研修が1月5日に実施されました。第6回では第七項目「支援」の後半部分についてISO推進委員部員が講義を行いました。

7.1.6 組織の知識

仕事を正しく行い、品質を維持するために、会社として持っておくべき知識を持ち、必要な範囲で利用できる状態にする。
また、変化するニーズ及び傾向に取り組む場合、現在の知識を踏まえて新たな知識や情報を内部及び外部から入手する。

7.2 力量

製品を作る際に必要な知識・技術・経験・資格等の能力の事。
この力量は明確化されている事が求められ「誰が・何が・どこまでできるか」を見える可する必要がある。

なぜ力量を明確にしないといけないのか? 

  • 力量が分からなければ、作業を的確に振り分ける事が出来ない。結果として作業効率が落ち、会社に損失が発生する。
  • 会社に不足しているスキルが分からなくなる。必要な人材や、教育の方針も定まらなくなってしまう。
  • 部署ごとの力量が分からず、ボトルネックが発生する。それによって工程全体の最適化が出来なくなる。

※ボトルネックとは、生産工程においての「詰まり」になっている場所の事。全体が100の作業効率で進んでいても、途中に50の作業効率しか出ていない工程が一つでも存在すれば、そこがボトルネックとなって最終的な成果は50になってしまう。

これらを解決するために従業員の力量向上の教育を行い、必要であれば力量に応じた配置換えを行う。
行った教育措置は効果があったかどうかの確認のために記録に残す事で、力量が身に付いたのか? 業務に必要な教育であったのか? が判断出来るようになっていなければならない。

また、習得した力量は、照明する記録としてスキルマップ等で残しておく。誰が・何を出来るのか客観的に示す事で力量を感覚ではなく事実として扱う。こうする事で力量が明確化され、評価や製作能力の認識のズレが無くなる。

7.3 認識

当社の従業員一人一人が

  • どのような役割を担っているのか
  • ルールを守らなければどのような問題が起こるか。

これらを把握し講習を行う事で認識を持たせる。

7.4 コミュニケーション

当社で必要なコミュニケーション、情報伝達が確実におこなれているかを管理する。
社内→朝礼・会食・工程会議・品質会議・5S会議
社外→顧客との納期打ち合わせ・材料購入先との打ち合わせ

誰が・何を・いつ・どのように伝えるか。これらが適切でなければ、製作効率に悪影響が出るので気を付ける。

7.5 文書化した情報

「決めた事」や「行った事」を残す仕組み。

  • 7.5.1 一般
    ISOで求められている文書・記録だけでなく、自社において必要な文書も管理する。品質を安定する為に必要であるか。という事が重要。
  • 7.5.2 作成及び更新
    文書化した情報は適切な識別(わかりやすく取り出しやすい状態)適切な形式(最新で簡単に閲覧できる事)適切なレビュー及び承認(必要な文書のみが残るように)の要素が確実であるようにする。
  • 7.5.3 管理
    紙、電子を問わず、最新の文書や記録をすぐ取り出せるよう適切に管理し、必要な時に従業員が閲覧できるようにする事。

グループワーク

グループワークでは、新年という事と、力量に焦点を当て各々が今年どのような工程を新しく学び、身に着けたいか。というテーマで努力目標を話し合いました。それぞれが自分にできる範囲の業務を広げる事でボトルネックとなる工程を減らす事になると思います。
これからも弊社では、ISO周知のための継続的な取り組みを進めてまいります。

参加者の感想とまとめ

  • 総務
    講義者の説明は分かりやすくPowerPointも良かった。分からない単語を後で解説してくれるのが助かった。
  • 第一製造部
    今まで勤めていた会社ではISOはしていなかったため、毎回気付かされる事がある。これからも仕事に活かせるようにしていきたい。
  • 出荷工程管理部
    その時その時の講習では理解出来るが、一月に一度なので忘れていきやすい。先月行ったような振り返りは節目ごとにやってほしい。
  • 第二製造部
    入社して間もないが、今回の話を聞いて効率よく良い品物を作るにはISOを理解し得実践する事が会社にとって重要だと認識した。今後仕事をする上で意識していきたい。

また、全体アンケートは以下のようになっておりました。

最後のアンケートでは、講習中に出た分からない語句についてを質問しました。多くの方が問題無く理解できた一方で、「ボトルネック」の概念が難解であった為かそちらをあげる社員が複数いました。今後も分からない単語があればアンケートにて記載頂くと講師の方から再度説明を行う事で理解を深める事が出来ると思いますのでご協力お願いします。

今回アンケートでも全参加者の回答が得られました。ご協力に感謝致します。次回の研修ではこれらのアンケートや御意見を元により分かりやすく伝えられるように努力していきたいと思います。

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ISO9001推進部

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