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第1回 ISO14001取得に向けての勉強会開催

取り組み

2025年1月24日、15時より、ISO14001の取得に向けた初めての勉強会を開催しました。この勉強会は、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得するための第一歩として、全社員が一丸となって取り組みを進めるための重要な機会となりました。

ISO14001の取得に向けて、まず「環境側面」という概念をしっかりと理解し、自社の業務における「環境側面」を定義することがポイントであると、講師より説明がありました。そのため、次回の勉強会では、講師からのサンプルを参考に、参加者一人ひとりが自社の環境側面の定義を考え、意見を出し合うことになりました。

2025年1月24日(金)ISO14001取得に向けての勉強会の様子その1

参加者の学びと気づき

勉強会では、講師から「環境側面」という言葉の意味が説明されました。これは、企業や組織が行うさまざまな活動が環境に与える影響や、環境に対するリスクを特定し、それに対処するための重要なステップです。しかし、参加した社員からは「環境側面」という概念がまだ実感として理解できていないという声も多くありました。

普段の業務では、廃棄物の分別や機械の音の影響などについてはあまり考えていなかった社員も多く、その点について次回の勉強会までに深く掘り下げて考えていく必要性を感じていました。

5S活動とISO14001の連携

当社では、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)にも力を入れて取り組んでいます。5S活動は、現場を効率よく、かつ安全に保つために不可欠な取り組みであり、環境にも直接的な影響を与える重要な要素です。

これまでの5S活動を通じて、特に「ゴミの分別」に注力してきましたが、一般ゴミと産業廃棄物の違いや、環境に与える影響を最小限に抑えるゴミの分別方法を見直すきっかけにもなりそうです。例えば、プラスチックや金属の回収方法を見直し、適切に分別することで、より環境に優しい運営が可能となります。このような具体的な改善が、ISO14001の取得を目指す上で、大きな助けになると考えています。

2025年1月24日(金)ISO14001取得に向けての勉強会の様子その2

部署横断的な協力と意識の共有

ISO14001の取得に向けた勉強会には、さまざまな部署から社員が参加しています。部署ごとに異なる業務を行っているため、環境側面についての理解も異なり、活発な意見交換が行われることを期待しての人選です。特に、普段使用する機械や設備が環境に与える影響については、部署ごとに詳細な知識を持っている社員が多いため、その知識を共有し合うことが重要です。

今後は部署ごとに、環境側面を洗い出す作業を進めながら、それを全社的な視点でまとめていくことになりそうです。「部署ごとに意見を出し合い、それを全員で共有することで、より効果的な改善策を見つけ出せる」といった前向きな意見もあり、全社一丸となった取り組みが進んでいます。

2025年1月24日(金)ISO14001取得に向けての勉強会の様子その3

次回に向けての展望

次回の勉強会では、社員一人ひとりが洗い出した環境側面を持ち寄り、当社の環境側面を定義していくことを予定しています。各部署が抱える課題や改善点を共有し、全社的な取り組みとして一つの方向性を打ち出していきます。

ISO14001の取得は、単なる認証取得だけでなく、会社全体の意識改革を促し、今後の持続的成長を支える基盤となります。次回の勉強会に向けて、社員全員で環境に配慮した取り組みを進めていきたいと考えています。

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